技術以外にも必要なこと
理学療法士としての技術の移転ではなく
ボランティアだからできたことを書きます(°▽°)
Hola! Como esta?
こんにちは!お元気ですか?
理学療法士の山田将希です٩( 'ω' )و
◯本日の内容
まず担当患者さんの紹介
配属先に派遣されて最初ぐらいから担当している
脊髄損傷(T11-12不全[腰から下が動かない])
20歳女性
(引用 車椅子バスケの漫画 REAL)
担当した当初はリハビリが効果的に進んでいなく
ADL(寝返り、立ち上がり)などを介助が必要な
状態で私に担当が回ってきました。
精神状態が安定せずにリハビリに
来れなかった時が続いてましたが
最近は結果が出てきたのか毎日来てくれて
約6ヶ月経ち
ADL(日常生活のレベル)が
上がってきました。
何が必要なのか
レベルが上がって来ましたが
脊髄損傷の合併症に特徴的な
下肢の痙性
(筋肉の緊張状態が抜けずに足を曲げ伸ばしが
しずらい状態)が続き
次の段階の妨げになっていました。
そのために、さらなるレベルアップのために
緊張を緩めるために注射と
歩行練習のための下肢装具が必要でした。
(イメージ図)
同僚に相談すると、、
注射や装具のことは知っていましたが
エクアドルの医療システムや
どこに専門医にいるかを聞いたら
知らないと。。
それに無料でしてくれるところなんて
知らないと。。
なぜ知らない?
え?今までの患者さんとかはどうしてたの?
情報共有が苦手
南米の方々は挨拶でベソをしたり
(ほっぺにキスをすること)
誰でも気さくに喋ったり
常にスマホを触っていたりするのに
大事なこと
(今回で言うと患者さんのこと)
を共有できていない。
なのでボランティアで
お金の面を気にせずに
自由な立場でできることを
していきました!
調整員さんに相談
活動に対してアドバイスや調整を
してくれる調整員さんに聞いたところ
自分が勉強会に行ったことがある
病院のDrが無料で注射をしてくれるかもと。
(過去記事参照)
また同期が活動している病院が
無料で装具を作ってもらえるかと。
早速アポを取ってとりあえず
平日に仕事を休んで相談しにいくことに。
意識高い人だと話が早い
早速、首都キトの公立病院(無料)の
リハビリ専門Drに話すと
丁寧に説明してくれて、今後の
プランなどを説明してくれていました。
そして翌日に
同期の公立病院の技師装具士さんに
相談しにいくと、すぐにOKをもらいました。
なぜ
スペイン語がペラペラじゃない日本人の
私がすぐできることをしないんだ?
と思いましたが、とりあえず
患者さんが笑顔になっていたので良かったです(°▽°)
ボランティアだからできること
エクアドルに特有なのかもしれませんが
資格職や大卒など学位がある人はそれだけで
プライドが高くて、自分の専門性ではないことを
お金や自分の利益にならないことは
学ぼうとすることは私の中では少ない印象です。
そこで理学療法士として派遣されていますが
患者さんのためにできることとして
技術も大事ですが、それ以上に
今ある資源や情報を使って
情報共有やコーディネートの
部分だと思いました(゚∀゚)
患者さんをより良い方向に導けて
同僚にも気づいてもらえたら幸いです。
それではまた♪
Hasta luego♪ ٩( 'ω' )و
自身のHPも
是非見てください!
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