リニューアールの裏側
リニューアールオープンした
私の配属先の
ツッコミどころについて書きます(^ ^)
Hola! Como esta?
こんにちは!お元気ですか?
理学療法士の山田将希です٩( 'ω' )و
◯本日の内容
なぜ作ることになったのか
私の配属先は
公的機関で
市の慈善財団であり
昨年、50周年を迎えて
老朽化やリハビリ課を
メインとした拡大も含めて
また市長の娘が財団のトップであり
医療面に力を入れており
5年に1度の
市長選挙が控えており
そのPRも兼ねているため。
建築費はいくら?
(イメージ図)
建築費だけでも
約5000万円
その他、新しいベッドなどの備品は除いて
この値段、、
なぜこのお金が出せるかと言うと
エクアドルでは公立病院は
一般的には無料だが
ここではリハビリの際などに
1〜5ドル程度もらっています。
それに多くの患者さんが来られるので
その分の収益はあるみたいです。
建築期間
(解体途中11月)
昨年2018年9月頃から開始して
年内の12月までには完成すると
当初は言われていましたが
本当にできるのかと思っていたら
やはり
南米あるある
1月にも終わらず
2月にはオープンできると言って
まだオープンできず
3月8日にオープンセレモニーができると
言われて、JICA職員を招待していたが
無しになり。。
結局1週間遅れで
3/15にセレモニーが開催されました。
市長選挙が次の週にあるので
それも1週間で無理やり仕上げた感が。。
(立て直しで3月初めの時点)
(2日前にもこの量の物やゴミ達)
完成していないところは、、
エレベーターを増設したらしいですが
まだ本体がない。(上図参照)
輸入のためにまだ届くのに4ヶ月はかかるらしい。笑
このように壁に看板を付けて隠す荒技。。
他にも隠しているところは所々。。
バリアフリーなのか?
市の病院の公共施設なので
車椅子の方でも利用できるように
環境設定できている風
になっています。笑
(写りは悪いですが、車椅子用トイレ)
疑問点は医療職ならわかるはず。
私はいちおう日本で
という住宅改修などに使える資格を持っています。
その目線から言うと
・スロープの勾配
・車椅子用トイレの開き戸
・車椅子の方の手洗いがしずらい
・手すりやベッドの高さ
・車椅子の動線など
詳細は長くなるので割愛しますが
見た目だけ重視で作った感じが強い。
ソフト面よりハード面
(ワンピースの嘘つきノーランドの館の場面が浮かぶ)
先ほどにも書いたように
調べたり、専門家に聞いたらわかることなのに
車椅子の使用者目線が
全然考慮されていない現実、、
この国の考え方なのかと思いますが
ハード面(見た目)を最重視をしていて
中身が整っていないことがたくさんあります。
結局、見た目が好きで中身が全然なので
ここを変えるのが難しいところ、、
まとめ
ハード面は良いのができましたが
結局、ここからどうして行くかが
同僚も含め私たちの頑張りどころ!!
(掲示板に私の名前を入れてもらいました)
前職場で新病院のタイミングで入らせてもらいましたが
大事なのはハード面より
ソフト面の対応や技術面のこと。
それを少しでも
伝えられていけたらと(^ ^)
それではまた♪
Hasta luego♪ ٩( 'ω' )و
自身のHPも
是非見てください!